1.【ガソリンスタンドでタイヤを売る方法】大手タイヤ量販店の存在を活用して販売促進する秘訣
■はじめに
タイヤは、車の安全性や燃費に大きく影響する重要な部品ですが、その交換は高額な出費になりがちです。では、顧客にとってガソリンスタンドでタイヤを買うメリットは何でしょうか。また、近くに大手タイヤ量販店がある場合、どうすればガソリンスタンドでタイヤを売ることができるでしょうか。
あるガソリンスタンドは、近隣の大手タイヤ量販店を利用して、タイヤの大量販売に成功しました。今回の記事では、その秘訣をお伝えします。
■ポイント1:価格設定
そのガソリンスタンドは、A社製のタイヤのみを扱っていましたが、近隣の大手タイヤ量販店では、A社製含め多くのメーカーのタイヤを扱っていました。そこで、そのスタンドは、量販店でA社製タイヤがいくらで売られているのかを調べ、4本セットであれば、その価格よりも少し安く設定しました。
例えば、大手タイヤ量販店で1本11,000円(税込)のタイヤがあったとしたら、4本セットで44,000円(税込)となります。同店も同じタイヤを1本11,000円(税込)で販売しますが、4本セットであれば43,000円(税込)という価格設定にしました。
■ポイント2:価格を訴求するツール
次に同店は、価格表を作りました。A社製タイヤの全サイズの価格を、1本と4本の両方で記載しました。そして、タイヤがすり減っている車に乗っている顧客に、該当するタイヤサイズの部分を蛍光ペンでマークし、1本と4本の価格が分かるようにしました。
■ポイント3:当店で交換するメリット
さらに、価格表を渡す際、顧客へ以下のことを伝えました。
- 4本セットで買うと、近隣の大手タイヤ量販店よりも安いこと
- 当店でお渡しした価格表を大手タイヤ量販店に持って行き、価格を確認していただいても構わないこと
- 当店でタイヤ交換をすると、給油のついでに空気圧やナットの緩み点検などのアフターサービスが受けられること
これらのメリットを聞いた顧客は、ほとんどが即決でタイヤを買ってくれました。大手タイヤ量販店よりも、同店でタイヤを交換する方が、お得かつ安心だと感じたからです。この効果は、大手タイヤ量販店の知名度が高いほど大きいと言えます。
同店は、大手タイヤ量販店のように、テレビや新聞で宣伝することはできませんでした。ですが、大手タイヤ量販店の存在が、同店の価格やサービスの良さを際立たせてくれました。
■成果と感想
同店の店長によると、この手法により、タイヤの販売が大幅に伸び、平均客単価が2倍になりました。また、タイヤを買ってくれた顧客からは、「価格が安くて助かった」「空気圧やナットの点検をしてくれて安心した」「ガソリンスタンドでタイヤ交換ができるのは便利だ」といった感想が寄せられました。
このように、同店は、大手タイヤ量販店の存在を活用して、タイヤの販売を成功させました。同店の事例から、ガソリンスタンドでタイヤを売るには、価格設定、価格を訴求するツール、当店で交換するメリットという3つのポイントを押さえることが重要であることが分かります。大手タイヤ量販店が近隣に立地するガソリンスタンドでタイヤを販売したい方は、この方法を試してみてはいかがでしょうか。
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