※当記事は2020年12月7日にメルマガで配信した記事に加筆修正をしたものです。弊社LINEのおともだちに登録されると、このような経営に関する記事が原則週1回ペースで配信されます。
1.ガソリンスタンドで他人に振り回されないための3つのコツ
ネットで「弱い人ほど人を許せない。強い人ほど気にしない。」という言葉を見かけました。私は、この言葉は、ガソリンスタンドで働く人たちにも意識して欲しい言葉だと思いました。
私は、経営コンサルタントになる前に、21年間ガソリンスタンドで働いていました。ガソリンスタンドには、いろんなお客様が来ます。中には、理不尽なことを言ったり、怒鳴ったりする人もいます。そういう人に対応するとき、イライラしたり、悲しんだりしてしまうことがありました。
ですが、自分がイライラしたり悲しんだりすることは、自分が他人から害を被っている認識していることを示しています。他人から害を被っていると思うと、ネガティブな感情に支配されてしまいます。
だから、ガソリンスタンドで他人から害を被らないようにするには、次の3つのことを覚えておきましょう。
1.他人の行動は変えられない
他人の行動は、自分ではどうしようもないことです。相手の言動に反応しても、状況は好転しないでしょう。
2.自分の行動は変えられる
自分の行動は、自分で決められることです。相手の態度にどう対応するかは、自分の選択です。
3.被害者意識を捨てる
他人の行動で自分が傷ついたとしても、それは自分が傷ついたと認めたからです。被害者意識を捨てれば、ネガティブな感情に縛られることはありません。
この「被害者意識」について、「ヘソリンガス」という例を使って説明します。「ヘソリンガス」とは、「ドラえもん」という漫画・アニメに出てくる道具です。
ヘソリンガスとは、へそにホースをつけて体内に注入することができるガスです。このガスを注入すると痛みや苦しみを感じなくなり、常に幸せな気持ちになります。
のび太がヘソリンガスを使ってみると、すぐに気分が良くなります。テストで赤点を取っても平気だし、学校でも楽しく過ごせます。しかし、ジャイアンに殴られても痛みがわからなくなってしまって、危険な目にあいます。
ヘソリンガスは、痛みや苦しみを感じる能力を奪ってしまいます。痛みがわからなくても体は傷ついています。最悪の場合、死んでしまうかもしれません。だから、「痛み」というものは大切なものです。
体の痛みを感じることは、体に何か問題があることを知らせてくれることです。痛みがあれば、薬を飲んだり、病院に行ったりして治療します。同じように、心の痛みを感じることは、心に何か問題があることを知らせてくれることです。心の問題にも対処する必要があります。
心が痛むとき、つまり、他人の言葉で心が傷つくのは、自分が持っている「べきだ」という考え方に他人の言葉がぶつかったからです。
相手がどういう態度を取ろうと、それは相手の自由です。自分がカチンとくるのは、自分の「べきだ」という考え方が原因です。自分を傷つけているのは、他人ではなく、自分自身です。
自分の「べきだ」という考え方に気づいて、それを手放すことができれば、生きやすくなりますし、相手を受け入れやすくなります。でも、「べきだ」という考え方は長年付き合ってきたものなので、簡単には変えられません。まずは自分の「べきだ」という考え方に気づくこと、それを変えようとすることが大切だと思います。
私も実際に、駅で人とぶつかったことがあります。私はすぐに謝りましたが、相手は「チッ」と舌打ちをしました。私はカチンときましたが、よく考えると「謝ったら許してもらえるべき」という「べきだ」という考え方に囚われていたからです。
でも、私がカチンときたところで、相手の態度は変わりませんし、変える必要もありません。なぜなら相手は「そういう人」だからです。なので、相手の態度でカチンと来る必要はありません。
ライオンに日本語を言いなさいという人はいませんし、蟻に野球をやれと言う人はいないでしょう。「そういう人」を「そういう人」だと受け入れることが出来れば、私たちの心はより健康になるのではないでしょうか。
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