1.飲食店の持続化補助金採択事例|補助事業の効果の書き方3つのポイント
■「補助事業の効果」とは何か?
持続化補助金の補助事業計画内「補助事業の効果」は、補助金を使って事業を実施することで、その事業者や関係者にどのような効果が期待されるかを記載する欄です。この欄は、補助金審査の際に、事業の実現可能性や効果の大きさなどを判断するために重要な項目となります。そのため、具体的かつ説得力を持って記載することが大切です。
当補助金に採択された飲食店の補助事業計画「補助事業の効果」を見ると、当欄を記載する際のポイントは、①効果を数値で示す、②現状と比較させる、③自店以外の効果も示す、であることが分かります。以下でそれぞれの内容を詳しく見ていきます。
■飲食店の持続化補助金採択事例|補助事業の効果の書き方3つのポイント①効果を数値で示す
同店は、補助事業の効果として、ランチタイムとディナータイムにおける売上がどの程度の規模になるか数値で示しました。さらに、売上高は客単価と客数の掛け算で算出されますから、それらもどの程度になるのか、こちらも数値で示しました。これによるメリットは以下の通りです。
- 補助事業の効果が具体的にわかりやすくなる。
- 補助事業の効果が定量化されているため、説得力が高まる。
補助金制度は、事業者に資金援助をすることで、事業の成長や発展を促すための制度です。そのため、補助事業の効果を具体的かつ説得力を持って説明することは、補助金に採択される可能性を高めるために重要です。
■飲食店の持続化補助金採択事例|補助事業の効果の書き方3つのポイント②現状と比較させる
同店は、ランチタイムとディナータイムにおける現在の売上高・客単価・客数を示し、補助事業を実施する前と後の状況を比較できるようにしました。これによるメリットは以下の通りです。
- 現状に対してどの程度の効果があるのかを客観的に評価することができる。
- 自店の課題や問題点を明確にし、改善につなげることができる
補助事業を実施する前と後の数値を示すことで、何がどの程度改善するのかが分かります。また、売上をもっと伸ばすには、客数にアプローチするべきか、客単価にアプローチするべきかという、自店の課題・問題点が明確になり、改善していくことも可能になります。
■飲食店の持続化補助金採択事例|補助事業の効果の書き方3つのポイント③自店以外の効果も示す
同店は、上記の効果を「(1)自店の効果」という見出しの下にまとめました。そして「(2)顧客の効果」「(3)地域社会の効果」という見出しも設け、自店以外の効果も記載しました。
このメリットは、補助事業の効果を3つの視点(自店、顧客、地域社会)から説明することで、顧客の立場に立って事業を考えたり、公的資金を使う者としての視点を持っていたりすることを訴求できることであり、補助事業の採択可能性を高めます。
■まとめ
以上、飲食店の持続化補助金の補助事業計画書「補助事業の効果」の書き方について、3つのポイントを解説しました。
- 効果を数値で示す
- 現状と比較させる
- 自店以外の効果も示す
これらのポイントを押さえて補助事業計画を作成することで、補助金に採択される可能性を高めることができます。補助金の申請を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
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