店長のセルフイメージを高めガソリンスタンドを活性化させる上司の関わり方とは?

コラム

 この記事では、セルフイメージという概念について、その定義や影響、改善方法などを紹介しています。この記事を読むメリットは、以下の通りです。

  • セルフイメージという概念を理解し、自分や部下のセルフイメージの状態を把握することができます。
  • セルフイメージを高めるための具体的な方法を学び、実践することができます。
  • セルフイメージを高めることで、自分や部下のパフォーマンスやモチベーションを向上させることができます。
  • セルフイメージを低下させることの悪影響を知り、回避することができます。

 この記事の対象者は、ガソリンスタンドの経営者、ガソリンスタンドを支援する商工会・商工会議所の経営指導員や経営コンサルタント、部下の育成に興味のある方です。このような方々にとって、有益な情報が満載ですので、ぜひ最後までお読みください。

■セルフイメージとは?

 セルフイメージとは、自分自身に対するイメージや考え方のことで、自分の行動や結果に大きな影響を与えるものです。セルフイメージが高い人は、強い自信やモチベーションがあり、ポジティブな結果を生み出す傾向があります。逆に、セルフイメージが低い人は、不安やストレスが多く、ネガティブな結果を招く傾向があります。

 心理学者のロバート・G・ロード氏とリチャード・J・ホール氏が2005年に発表した論文では、リーダー(店長)のセルフイメージが高いと、フォロワー(現場で働くスタッフ)は、店長を信頼し、尊敬し、協力し、高いパフォーマンスを発揮することが示されました。

 セルフイメージは、過去の経験や教育、周囲の人々からの影響などによって形成されますが、それは固定されたものではありません。よって、ガソリンスタンドの経営者として、部下である店長のセルフイメージを高めることは、業績拡大のポイントであると言えます。

 しかし、このセルフイメージを低下させてしまったあるガソリンスタンド運営会社の事例をご紹介します。

■セルフイメージが低いとどうなる?

 当時数十のガソリンスタンドを運営していたその会社では、月に1回の店長会議で、業績不振の店長を吊るし上げていました。この会議は、店長のモチベーションや競争心を高めようとしていましたが、実際には逆効果でした。

 業績の好不調と、店長の人としての価値の高低は別問題であるにもかかわらず、吊るし上げられた業績不振の店長は自分の価値が低いと思い込み、自信を無くし、多くの店長が会社を去り、人材不足になっていきました。

 また、会議で吊るし上げられたくない店長は、不正を働いて売上を計上するようになり、結果として会社は大きな損失を出し、親会社よりその経営責任を問われた経営者は、失脚してしまいました。

 この事例から、店長のセルフイメージを低くすることは、店長自身のパフォーマンスやモチベーションを低下させるだけでなく、組織全体の業績や信頼にも悪影響を与えることがわかります。

 逆に、店長のセルフイメージを高めることは、店長自身のパフォーマンスやモチベーションを向上させるとともに、組織全体の業績や信頼にも良い影響を与えることが期待できます。では、経営者として、店長のセルフイメージを高めるためには、どうすればよいのでしょうか。

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