初めて持続化補助金に申請する場合、経験値がありませんので、まずは提出書類のヌケモレは避けたいところです。当補助金のルールブックである公募要領「審査の観点」には、基礎審査として「必要な提出資料がすべて提出されていること」があり、これを満たしていないとその後の審査を行わない旨が記載されています。つまり、提出書類のヌケモレは不採択に直結するとも言えます。
よって、このような事例を無くすべく、今回のコラムでは、初めて持続化補助金を申請する方向けに、申請方法に応じた準備資料について述べていきます。なお、当補助金は単独申請の他に共同申請が可能ですが、当コラムでは単独申請に絞って見ていきます。
また、当コラムでは準備資料の概要とポイントに絞って述べますので、詳しくは後述するサイトからダウンロードできる「ガイドブック」「公募要領」で確認をしてください。
1.小規模事業者持続化補助金とは? Part12[準備資料編]
小規模事業者持続化補助金とは?Part12[準備資料編](1)自社が使用するべきサイトを確認する
まず、持続化補助金を申請するために準備するべき書類を把握する必要がありますが、自社が商工会議所エリアで事業展開しているのか、商工会エリアで事業展開しているのかを確認し、それぞれ以下のサイトから後述する様式をダウンロードしてください。
【商工会議所エリア】
【商工会エリア】
小規模事業者持続化補助金とは?Part12[準備資料編](2)郵送による申請の場合
前回のコラム小規模事業者持続化補助金とは?初めて申請する方のためのコラム⑪で詳しく述べましたが、当補助金の申請方法は、郵送によるものとネットによるものがあり、どちらを選ぶかで準備する書類が異なります。
ここでは商工会議所エリアの事業者で郵送による申請をする場合を例にとります。まず、当該ホームページにアクセスして、下記の画面までスクロールしていきます。
この画面から様式をダウンロードしますが、赤枠部分は全ての事業者が提出する必要があり、それ以外は該当する方のみダウンロードして、内容を入力・提出することになります。
小規模事業者持続化補助金とは?Part12[準備資料編](3)電子申請の場合
次に商工会議所エリアの事業者で電子申請する場合を見ていきます。まずは、ホームページにアクセスして、下記の画面までスクロールしていきます。
この画面の赤枠部分「jGrants電子申請について」をクリックしていただくと以下の画面になります。
この画面で、以下の画面が出るまでスクロールしていただき、様式をダウンロードします。赤枠部分は全ての事業者が提出する必要があり、それ以外は該当する方のみダウンロードして、内容を入力・提出することになりますが、郵送による申請で必要な様式1と5が、電子申請では不要となっています。
なお、商工会エリア向けの持続化補助金ホームページには、電子申請用の画面は見当たりませんでしたので、まずは下図赤枠部分「申請について」をクリックしてください。
その上で以下の画面までスクロールし、各様式をダウンロードしますが、前述のように、電子申請の場合は様式1と5は不要となっています。
今回のコラムでは、小規模事業者持続化補助金を理解していただくために、申請の準備書類に関する説明として(1)自社が使用するべきサイトを確認する、(2)郵送による申請の場合、(3)電子申請の場合、を述べました。
次回のコラムでは、初めて持続化補助金を申請する方のために、今回に引き続き準備書類について見ていきます。なお、小規模事業者持続化補助金について基礎的な内容を解説した当コラムのバックナンバーは以下となりますのでご参考まで。
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