ガソリンスタンド店長の人格無視は失敗!セルフイメージの高い店長の育て方

コラム

1.ガソリンスタンド店長の人格無視は失敗!セルフイメージの高い店長の育て方

 ガソリンスタンドの経営者は、店長の人格を認めるべきです。なぜなら、店長の人格は、実績や成果とは別のものであり、店長のモチベーションや忠誠心に大きく影響するからです。この記事では、楽天の松井裕樹投手が海外FA権を行使すると発表したニュースと、セルフイメージと実績や成果の関係について考察し、店長の人格を認めるべき理由を説明します。

■楽天の松井裕樹投手がメジャー挑戦へ決断

 松井裕樹投手は、今季4年契約の最終年で海外FAの権利を取得し、海外でチャレンジしたいという思いを球団に伝え、海外FA権を行使することを決めました。自分の夢であるメジャー挑戦を実現するために、自分の人格や価値観に基づいて決断した松井裕樹投手は、セルフイメージが高いことが推察されます。

 セルフイメージとは、自分が自分自身に対して抱いているイメージのことです。「自分とはどんな人なのか」ということを人は自分で決めています。 例えば、「私は何をやってもうまくいく」というイメージを持っている人もいれば、「私は何をやってもうまくいかない」というイメージを持っている人もいます。

 セルフイメージは、過去の経験や教育、周囲の人々からの影響などによって形成され、自分の行動や結果に大きな影響を与えます。セルフイメージが高ければ、自信を持ち、成果を出すことができるようになりますが、セルフイメージが低ければ、不安やストレスを感じたり、挑戦することができなくなったりします。では、具体的な事例を見ていきます。

■セルフイメージが低いアナウンサーは自信を持てない

 数年前に放送された心理カウンセラーである心屋仁之助氏のラジオ番組での話です。この番組では心屋氏とパーソナリティを務めるプロの女性アナウンサーが出演していました。

 彼女は自分のセルフイメージが低いと感じており、実績や成果によって自信を持とうとしていました。彼女はセルフイメージの高い方と触れ合うようになって、自分のそれが低いことに気付いたと言います。また彼女は自分の声や話し方を褒められても素直に受け止めることが出来ないと言いました。

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 しかし、心屋氏は、実績や成果に頼らずに自分を素晴らしいと思えるようになることが大切だとアドバイスします。実績や成果が上げられると自分を認めることができます。しかし、そうでなければ認められないのは問題です。これは自分と取引していることになります。

 例えば、親が自分の言うことを聞くからわが子を可愛がったとします。しかし、そうでなければ可愛がらないのはどうでしょうか。これは取引です。真にわが子を愛しているとは言えません。

 つまり、高い実績を出して成果を上げることと人格の優劣を混同してはいけないということです。これを混同してしまい、悲劇をもたらしたガソリンスタンド運営会社の事例をお伝えします。

■実績や成果だけで店長を判断する経営者は失敗する

 当時数十のガソリンスタンドを運営していたある会社では、月に1回の店長会議で、業績好調の店長を持ち上げ、業績不振の店長を吊るし上げていました。この会議は、店長のモチベーションや競争心を高めることを目的としていましたが、実際には逆効果でした。

 業績好調の店長は自分の価値が高いと思い込み、業績不振の店長を見下すようになりました。業績不振の店長は自分がダメだと思い込み、自信を無くし、多くの店長が会社を去り、人材不足になっていきました。

 また、会議で吊るし上げられたくない店長は、不正を働いて売上を計上するようになり、会社は大きな損失を出し、親会社よりその経営責任を問われた経営者は、失脚してしまいました。

■店長の人格を認めることで成功する経営者

 この事例からわかるように、実績や成果によって店長を持ち上げたり吊し上げたりすることは、店長の人格や価値観を無視することになります。これは、店長の自信やモチベーションを低下させたり、退職は不正を招いたりします。また、経営者自身も信頼や評判を失ったり、責任を問われたりします。

 会社は利益を出さなければいけませんから、店長が実績や成果を出したことは認めるべきと考えますが、店長の人格と結び付けないことが大事なことです。よって会議の場は、実績や成果が出ない店長を吊し上げる場ではなく、どうすれば実績や成果を出せるのか応援する場になることが理想と言えます。

 店長の人格は、実績や成果とは別のものであり、店長のモチベーションや忠誠心に大きく影響します。店長の人格を認めることで、店長は自分を素晴らしいと思えるようになり、自信や成果を出すことができるようになります。また、経営者も店長との信頼関係を築き、業績や評判を向上させることができるようになります。

 今回の記事では、楽天の松井裕樹投手のメジャー挑戦を題材に、セルフイメージの低いアナウンサーの事例、業績と人格を混同してしまいセルフイメージを低下させてしまった事例を述べ、セルフイメージの重要性を述べました。ガソリンスタンドのみならず、部下を持つ方の参考になれば幸甚です。

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