※当コラムは2020年11月15日に送信したメルマガの内容をバックナンバーとして公開したものです。
こんにちは、
ロードサイド経営研究所の三上です。
先日、ある地方で経営者向けの
セミナーに登壇しました。
登壇終了時刻が21:00でして、
そのまま現地に宿泊する予定でした。
直接登壇会場にうかがった私は
登壇を終え、ホテルに行く前に
現地の居酒屋さんで
遅い夕食を摂ることにしました。
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地方の居酒屋さんは
概ね閉店時刻が早いのですが、
深夜2時まで営業している店舗を
ご紹介いただき、美味しいお酒と
郷土料理を遅い時間まで
ゆっくりと楽しむことができました。
そして、翌週も同じ場所・同じ時刻で
登壇しましたが、やはり現地に宿泊する
予定でした。
そこで前回同様、登壇後に
ホテルへ行く前に同じ居酒屋さんへ
伺いました。
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入店後、しばらくお酒と料理を
楽しんでいたのですが、スタッフに
「ラストオーダーの時間なんです」
と言われました。
時計を見るとまだ23:00です。
「ん?今日は早めの閉店ですか?」
と問うと「そうなんです」と
言ったきり、スタッフは店舗の奥に
身を隠してしまいました。
ちなみに前回も今回も
店内の顧客は私だけですので
客数が少ないから早めに
閉めるわけではないようです。
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営業時間は、店舗と顧客との約束です。
守ることができないなら
その理由を述べたり、
事前に十分な告知をしたりする
必要があります。
年末年始やお盆など
営業時間が変更となる場合は
しつこいくらい告知をする理由は
ここにあります。
そして、ここが重要な点なのですが
顧客との約束は
営業時間だけではありません。
約束を破るということは
提供する品質に嘘をつくと
いうことです。
顧客は「約束を破られた」
とは言いません。黙って退店し、
2度と来なくなるだけです。
考えてみてください。
皆さんは顧客とどんな約束を
していますか?
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