vol.25_逆境の新聞販売店(2021.1.24配信)

メルマガバックナンバー

※当コラムは2021年1月24日に配信したメルマガの内容をバックナンバーとして公開したものです。

おはようございます、
ロードサイド経営研究所の三上です。

今日は日曜日ですので
ロードサイド店舗のかき入れ時。
ですが、関東地方は雨です。

緊急事態宣言の発出により、
客数減に見舞われている中、
追い打ちを掛けるような天候です。

これを踏まえ、先日お会いした
新聞店経営者の発言をご紹介します。
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新聞の需要が落ち込む中、
新型コロナウイルスの影響で
店舗が集客を控えるようになり、
新聞折込チラシの需要も
大きく冷え込み、新聞販売店の
収益に打撃を与えています。

そんな中、同店は次々と新規事業を
打ち出し自社を活性化させています。
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新聞販売店は、本部から洗剤などの
景品を仕入れて新規顧客の開拓を
図るべくこれを配布します。
この景品配布を同店は止めました。

その理由は「新型コロナウイルスの
影響により業績が厳しいので、
費用を掛けたくない」

また、新聞販売店は本部との会合も
頻繁に開催されます。同店は、
この会合への出席を止めました。

その理由は「新型コロナウイルスの
影響で業績が厳しいので
既存顧客向けのサービスを向上させる
時間を捻出したい」
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印象的だったのは、彼が私に
この話をしてくれた後に
「これらは以前から
止めたかったのですが
色々なしがらみの中、
ずっと止められませんでした。
ですが、コロナだからこそ
できたんですよ」
と言っていたことです。

「経営の神様」と崇められた
旧松下電器産業、現パナソニックの
創業者、松下幸之助氏は
「景気よし、不景気またよし」と
不景気をどのように活用するべきかを
説いています。

コロナだからこそ、雨だからこそ
できることもある。
今だからこそできることを
考えてみませんか?
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