※当コラムは2021年2月7日に配信したメルマガの内容をバックナンバーとして公開したものです。
「久しぶり。
ちょっと相談があんだけど」
十数年前に高校時代の
ある同級生から電話がありました。
その際の用件は
ギャンブルにのめり込んで
財産を使い果たしてしまったので
「金を貸してくれ」だったことは
鮮明に覚えています。
そんな彼から先日、十数年ぶり、
つまり上記の電話があって以来の
電話がありました。
用件は、新型コロナウイルスの影響で
仕事が少なくなり、収入が減ったので
「金を貸してくれ」でした。
普段から付き合いがあって
近況も知っている仲ならいざ知らず、
金融業を営むわけでもない私に
お金が必要なときだけ電話してきて
お金を貸してくれると
思っているのでしょうか。
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さて、ガソリンスタンドでの
販売促進では、「声掛け」が重要と
言われますので、ラッシュ時はともかく
手が空いているときには、
顧客に対して店舗スタッフは
以下のような声掛けをします。
「洗車いかがですか」
「エンジンルームの点検しましょうか」
「タイヤずいぶん減ってますね」
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売りたい時だけ声を掛けるこの行動は、
現金を借りたい時だけ電話をしてくる、
前述の彼と大差は無いでしょう。
結果、顧客の不信感を招き
販売促進のための声掛けが
販売抑制のための声掛けに
なってしまうリスクをはらみます。
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ですから、まずは顧客と雑談できる
関係性を構築することです。
それができれば自動的に売れる
可能性が高まります。
なぜなら顧客は好感を抱いた人から
買うからであり、店舗で雑談を
交わせるスタッフに好感を
抱かないはずがありません。
雑談のきっかけについては
以下のコラムを参考にしてください。
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